布団ができるまで
藤田株式会社のふとん製品は、独自の厳しい品質基準と製造工程のもと生み出されています。
長年受け継がれてきたノウハウと、一枚一枚丁寧に縫われる縫製工場。
「気持ちのいいふとん」に眠ってもらえるための布団づくり工場と制作工程をご紹介します。
01原料を綿にする。
羊毛・ポリエステル・中空綿・機能性綿など、さまざまな原料を使いブレンドし、かさ高性の高い、質の良い国産綿を成形する。
ふわふわの綿菓子のような、なめらかで、とろけるような肌触りを出すのが、とても重要で難しい技術です。
02中綿・巻綿の成形
原料の選定からブレンドした綿を成形し、オーダーに合った㎏数を出す作業。
掛布団の中綿、敷布団の巻綿へと使用する。
オーダー通りに㎏出しするのは、かさ高性のよい布団を作るうえで、とても大事な作業で、熟練の技が必要な技術になります。
03固綿の成形
原料を綿状にする過程で、粘り気のなる原料を混ぜ、何層にも形を整え、熱を加え、固まらしたものが、寝具の中芯になる固綿です。
この固綿は質がいい物だと、弾力があり寝転がった時にしっかりと身体を支え、体重を分散させることができます。
様々な厚みに成形でき、オーダーに適した商品の骨組みになっていきます。
04生地の選定
綿100%の生地からポリエステル100%、TC生地。布団に加工するうえで、生地選びは特に重要。
弊社ではオリジナル柄を綿100%の205本ブロード生地で10柄。
ポリエステル転写プリントで10柄。
TCは10柄。
定番商品を作る上でオリジナル柄を使用でき、常時自社倉庫に保管しており、切らすことはほとんどありません。
05いざ製造過程へ
掛布団は側に中綿、敷布団は側に中綿と固綿を詰め、キルト加工して製品になります。
弊社では掛布団用NCミシン5 台、敷布団用NCミシン4台、多針ミシン4台、多頭ミシン2台、固綿生産機1台、圧縮機1台。これらの機械を駆使し、年間50万枚ほどの生産が可能です。
06出荷
完成した商品は、検品作業を受け、検針機に掛けます。
これら作業を受け、問題がない商品は袋詰めされ、全国へ出荷されます。
1日の最大出荷数は200ヶ程。平均でも80ヶから120ヶほどの荷物を毎日出荷しています。
また、庸車単位での出荷も可能であり、お客様にあった提案が可能です。